生物は暗記科目か?

よく、「生物は暗記科目ではない」という言葉を聞く。

それはおそらく、半分は正しく、半分は間違い。

あえて僕は提言するが、生物は暗記科目である。

 

僕は最近チェスを覚えた。(ちなみに何となくかっこいいから始めた)

僕と君で、チェスのゲームをしよう。どうだろう、受けてくれるだろうか?

きっと君は言う。

ルールがよくわからないからできない」と。

もしかしたら

ルールを覚えてからならいいよ」と言ってくれるかもしれない。

 

そう、ルールがわからなければ、そもそも勝負も何もないのだ。

生物の受験問題にも同じことが言える。

ゲームをするためには、最低限覚えなければならないルールが存在するのだ。

大学入試に出るようないわゆる応用問題を考えるためには、

最低限覚えなければならない生物のルールがある。

だからまずは、ルールを覚えよう。ゲームを楽しむのはそれからだ。

 

どこまで覚えるか?どうやって覚えればよいのか?

生物のルールは非常に多岐にわたる。どこまで覚えるか?は大きな問題だ。

これは明確に回答できる。「教科書」だ。

教科書をちゃんと読んでいるか?

書店に溢れる受験参考書しか見ない、なんてことをしていないか?

まずは丁寧に、教科書を読むことから始めよう。だが、教科書はやはり、わかりにくい。

 

そのため、「学校の授業をきちんと受ける」ということが必要になる。

そして学校で問題集を買っているはずだ。リードαかセミナーかセンサーだろう。

それを丁寧に、しかし確実に全ての問題をやり通そう。

具体的には、1度解いた問題を1週間後に再び解き、1か月後に再び解いてみる。

この3度目に正答できた問題は、君のものとなっている。これを正答するまで繰り返そう。

 

当サイトの存在意義

そう、ここまでの話は当たり前のことだ。そしてここまでの話だと、当サイトの存在意義もない。

当サイトを設立しようと心に決めた理由の1つは、「授業というものの密室性」にある。

授業は、その構成を授業者に委ねられる。

すると、「同じ学年の同じ科目でも、授業内容に違いがうまれる」という現象が起こる。

これはその学級に所属する生徒自体が、

学級ごとに異なるという大前提があるため、ある程度仕方ない。

 

だが、その違いが大きな差を生んでしまうことがあるのではないか心配している。

つまり、生徒は授業者を選べないのに、

授業者によってその科目の好き嫌いや、得意不得意が生まれる可能性がある。

 

だから、このサイトを通して僕の授業を届けたいと思った。

決して僕の授業が他より優れてるとかを言ってるのではない。

授業を密室ではなくしたいのだ。色んな授業を、生徒が見れるようにしたいのだ

だから僕は惜しげもなく自分のノートをここに載せることにしてみる。

ネットはすごい。僕のノートを、誰もが見ることが出来るようになった。

 

 

ご覧になってくださった皆様の、何かのお役に立てたらこれ以上の喜びはありません。

 

なお、twitterで更新情報等を呟いています。